1947-11-19 第1回国会 衆議院 予算委員会 第23号
從つて勤勞大衆にも耐乏生活を求めております。これが今御指摘の消費節約、無駄を排除して乏しき中にも祖國再建のために運動をしてもらいたいという意味でありまして、實はこの運動は地味でありますけれども、經濟復興運動や、農村復興運動の中に取上げられ、あるいは勞働組合の中にも取上げられて、著實に、相當堅實に展開されているのでありまして、この組織運動の中に現われております。
從つて勤勞大衆にも耐乏生活を求めております。これが今御指摘の消費節約、無駄を排除して乏しき中にも祖國再建のために運動をしてもらいたいという意味でありまして、實はこの運動は地味でありますけれども、經濟復興運動や、農村復興運動の中に取上げられ、あるいは勞働組合の中にも取上げられて、著實に、相當堅實に展開されているのでありまして、この組織運動の中に現われております。
從つて主要食糧のほかに生鮮食糧品及び燃料等が、どういうぐあいにうまく流通秩序の中に乘つてくるかということによつて、勤勞大衆の家計というものは明るくなつてまいると思いますので、現在政府はその方面に全力をあげて、いわゆる勤勞大衆の千八百圓ベースが守られる裏づけ對策を立てておるということを御了承いただきたいと思います。
この昭和二十二年度本豫算は前吉田内閣の編成にかかるものでありまして、當時の石橋財政の基本的な政策は、インフレの促進によつて勤勞大衆、中産階級の犠牲に基くところの經濟の再建を行わんとするものであつたことは、今さら申し上げるまでもありません。吉田内閣は倒れましたが、しかしこの當時の惡政の結果は、今や片山内閣の時代にはいりまして表面に現われてまいつております。